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脇元華の最新クラブセッティング 新ドライバーで飛距離アップ、アイアンはスクエアに見えるようにネックを調整

脇元華の最新クラブセッティング 新ドライバーで飛距離アップ、アイアンはスクエアに見えるようにネックを調整

配信日時:2020年11月11日 07時06分

クラブ契約フリーとなり、ウッド系はテーラーメイド、アイアンはスリクソン、ウェッジはフォーティーンが入っている
クラブ契約フリーとなり、ウッド系はテーラーメイド、アイアンはスリクソン、ウェッジはフォーティーンが入っている (撮影:GettyImages)
97年10月生まれの脇元華は18年にプロテストに合格。身長174センチで手足が長く、端正なルックスからも多くのファンがついている。2019年に本格的にツアー参戦すると、地元宮崎で開催された「アクサレディス」で4位タイと好成績を上げ、8月の「ニトリレディス」までに出場24試合中、予選落ちはわずか3試合と抜群の安定感を見せた。9月以降に調子を落とし、予選落ちが多くなったものの、賞金ランク47位で見事初シード権を獲得した。「23歳で1勝」を目標に掲げている脇元のクラブセッティングを見てみよう。

脇元華は指も長くてきれいです【写真】

脇元はクラブ契約をしていない。ウッド系はテーラーメイドの『SIM MAX』を使っている。このモデルは寛容性が高く、ミスヒットに強い、スピン量も少なく力強い弾道で飛んでいくと、「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」優勝の永峰咲希をはじめ、使用している多くのプロが口を揃える。脇元自身も「やさしくて気に入っている」と話す。さらに、昨年末から取り組んでいるトレーニングによってスイングスピードが速くなり、昨年は平均231ヤードだったが、今年は240ヤードまで飛距離を伸ばしている。

■フェースの向きを調整してアイアンの精度を上げる

アイアンはボール契約をしているスリクソンの『Z585』を使用している。昨年オフから数種類のアイアンもテストをしてきたそうだが、結局はこの『Z585』がやさしく、安心感が強いので戻ってしまうという。

クラブ契約がないと好きなものを使えるメリットがある反面、クラブの調整は難しい。脇元は今年の8月から成田美寿々ら多くのプロがクラブ調整に訪れる東京都世田谷の「大蔵ゴルフスタジオ」で調整を行っている。どんな調整をしてもらったのか? 「大蔵ゴルフスタジオ」のフィッター、金子国泰氏に話を聞いた。

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