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小祝さくらに地元&ホステスVの大チャンス到来 “若者2人”とのラウンドにポツリ「もうこんな年か…」

小祝さくらに地元&ホステスVの大チャンス到来 “若者2人”とのラウンドにポツリ「もうこんな年か…」

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2020年8月30日 07時00分

<ニトリレディス 3日目◇29日◇小樽カントリー倶楽部(北海道)◇6695ヤード・パー72>

北海道出身で、大会を主催するニトリ所属の小祝さくらが、地元ホステスVへ向け「66」の好ラウンドを見せた。首位の笹生優花と1打差のトータル11アンダー・単独2位に浮上。地元大会でホステスプロと期待が集まるが、「プレッシャーを感じると体が固まってしまうので、明日だけは意識せずプレーしたいです」と、普段通りのゴルフで優勝争いに臨む。

小祝さくらの純白ドレス姿がまぶしい【写真】

トータル5アンダーの4位タイからスタートした3日目は、さっそく前半の5、6番で連続バーディをゲット。好調な滑り出しのようにも思えたが、本人的には「昨日と同じで、ショットは寄ったけど4〜5mのパットが入らない感じが続きました」とどこか伸ばしあぐねている感覚を抱いていた。そこで後半の11番グリーンから「気分転換」も兼ね、「(パット時に)ボールのラインをカップに合わせず打つようにしました」とスタイルを変更。するとこれがハマり、ここから4つのバーディを積み重ねた。

このラウンドでは、こんな“感慨深さ”も湧き上がってきた。一緒に回ったのは19歳の小倉彩愛(さえ)と、18歳の六車日那乃(むぐるま・ひなの)というアマチュア選手。つまり22歳の小祝が、最年長選手となった。記憶を辿っても、同組最年長だったのは「おそらくないです」。10代の2人を前に、「“もうこんな年か”と思いました」とポツリとこぼした。もちろん小祝自身も十分若いが、「(小倉)彩愛ちゃんとはアマチュアの時に回ったこともあるので、ジュニアの試合みたいでした」と、懐かしさを感じる一日になった。

本来であれば、この状況で迎える最終日は、地元の大声援と、所属先の大きな期待を一緒に背負って戦う日となる。しかし、新型コロナウイルスの影響で、この4日間は無観客での開催。「普段なら『優勝頑張ってね』という声をいただけますが、今回はそれがない。(優勝を)意識せずプレーに集中できそうです」。これまでの優勝争いに比べて、より大きなプレッシャーがかかりそうな試合だけに、今回ばかりは静かなこともメリットになる。

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