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若手が大活躍の女子ツアー 「無観客だからコースが広く見えて、QT選手もビビらず振っていける」【リョウの目】

若手が大活躍の女子ツアー 「無観客だからコースが広く見えて、QT選手もビビらず振っていける」【リョウの目】

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2020年8月19日 07時30分

「モンダミンもNECも予選を通過した人数はQT組のほうが多いんですよ。毎週お客さんを入れてやっていたら、経験と技術があるシード選手のほうが強いと思います。試合間隔が空いている中での無観客だからこそ、今はQT選手にチャンスがある。無観客での開催が続けば、若手の活躍も続くと思います」

次の話題は優勝した笹生について。「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」の初日。栗永氏がバッグを担ぐ石井理緒の前の組に笹生がいた。10番スタートの最終9番で驚きの光景を目にしたという。

「9番ティに来たら、誰も届かない誰も超えないバンカーを、笹生選手が一人だけ超えていたんです。選手もキャディもみんなで『えっ!』ってなりましたよ。ヤーデージブックを見たら290ヤードくらい飛んでいた。しかもアゲンストなんですよ。そこからピンまでは200ヤードないくらい。セカンドは5番アイアンで打ったと言っていました。それを奥のバンカーに外してパーでしたね。ドライバーは他の選手よりは40〜50ヤードくらい前に飛んでいる。今はお客さんは入れないんですけど、生で見てほしい選手ですね」

標高が高い軽井沢とはいえ、アゲンストの中で290ヤード飛ばしたドライバーもすごいし、残り200ヤードを5番アイアンでオーバーさせるのもすごい。今年はまだ、ドライビングディスタンスの計測が行われていないが、おそらく笹生の飛距離は国内女子ツアーではぶっちぎりの1位だろう。ところが栗永氏は意外にも、ドライバーよりもパッティングが上手いと感じたという。

「ボールの転がりがすごくきれいで、絵に描いたような順回転のボールを打つんです。昨年の賞金女王、鈴木愛選手にも言えることですけど、パッティングが上手い選手は本当に緩まない。インパクトというよりフォローまで一気にいく。だけど笹生選手は無理矢理フォローを出している感じもない。すごくナチュラルなんですよ」

笹生は初日「65」、最終日「63」と、スコアを大きく伸ばした2日間は、18ホール中16ホールでパーオンしている。「16回パーオンさせるのもすごいですけど、それだけで9アンダー(最終日)は出せない。テレビでハイライトを見ても、そんなにビタビタはピンについていなかった。ミドルパットのバーディが多い印象です。そこはやっぱりパッティングですよね」。

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