雰囲気がちょっと違う!? 高校2年生の菊地絵理香を発見!【写真】
菊地といえば、タイトリスト『VG3』のイメージが強い。しかし、今年はグローバルモデルに一新され、ドライバーは『TS4』に変更している。『TS4』はTSシリーズの中でヘッド体積が430ccと小さめで操作性が良く、ロースピンの設計で、『VG3』とは対極にあるようなモデルだ。なぜ『TS4を選んだのか。タイトリストのツアー担当に話を聞いた。
「TS1からTS4まで4モデルすべてをテストはしてもらいました。どれも良かったのですが、TS4はロースピンで飛んでいくので弾道が強く、ランも出る。ロフトを9.5度から10.5度に変更することで、弾道の高さを確保することができました。結果的にTS4が菊地プロの理想に近かったのです」
シャフトはフジクラの新しい『エボ7』をテストしているようだ。先調子のシャフトでありながら先端剛性を高くし、インパクトへの加速感に加え、大型ヘッド特有のヘッドのブレを抑えてくれるという。フェアウェイキープ率は常に上位で、ドライバーの上手さに定評のある菊地にとって、力強い味方になるだろう。
■アイアンはアース後に『T300』から『T200』に変更
アイアンも『VG3』から変更している。「実は(6月の今季開幕戦)アース・モンダミンカップではT300を使っていたんです」とツアー担当者は話す。「オフの間にT200とT300の両方をテストをしてもらっていました。T300を選んだのはやさしいから。練習では問題なく使ってもらっていましたが、試合では距離感が出しにくいとのことでした。なので、T300より操作性があるT200で再調整することになりました」。新しいアイアンが手に馴染むまで、もう少し時間が必要なのかもしれない。
