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木戸愛の最新クラブセッティング ボールが食いつくドライバーでツアー2勝目を狙う

木戸愛の最新クラブセッティング ボールが食いつくドライバーでツアー2勝目を狙う

配信日時:2020年7月16日 08時00分

正確なフェードボールが持ち味
正確なフェードボールが持ち味 (撮影:GettyImages)
172センチのスラッとしたモデルのようなスタイルで、ゴルフファンを魅了している木戸愛。両ヒザを斜めに向けてパッティングラインを読む姿は“木戸スタイル”として知られている。2011年に初シードを獲得すると、翌年の「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント」でツアー初優勝。昨年はシード落ちしたが、12月のファイナルQTでは3位と実力を見せ、出場権を手に入れた。シード復活と8年ぶりのツアー2勝目を狙う木戸のクラブセッティングを見てみよう。

股下84センチの美脚で斜めにしゃがむ これが“木戸スタイル”【写真】

ドライバーは『ミズノプロMODEL-E』を使用。ミズノとクラブ契約をしている多くの選手が最新モデルの『STシリーズ』を切り替えるなか、木戸がチェンジしなかったのはなぜ? ミズノのクラフトマン、笠原一成氏は「木戸プロはドライバーの打感というか、ボールの食いつき方にこだわりがあります。『ST200』と『ST200X』は『ミズノプロ』に比べ少し弾きが良い。だからちょっと右に行く感じがするのだと思います。木戸プロはフェードヒッターですから、ボールがフェースに食いついてつかまる感覚が欲しいのでしょう」と説明してくれた。

■アイアンはコンパクトでやさしい『518』を使い続ける

アイアンは『ミズノプロ518』。これは18年にミズノとクラブ契約をしてから変更していない。「毎年いろいろなモデルはテストしてもらっています。木戸プロはコンパクトでやさしめなヘッドが好きなので、初めに『518』を選んでから替わっていませんね。今年は状況的に十分なテストができていませんでした。使い慣れたクラブでしばらくいくのではないかと思います」と笠原氏。

実際、「アース・モンダミンカップ」では、渡邉彩香や鈴木愛など、昨年からクラブをあまり替えていない選手が活躍した。十分な練習や実戦ができない状況で、クラブを替えることは不安も大きい。もう少し試合をこなしてから替わることは十分あるだろう。

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