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2季連続賞金女王、東京五輪…大目標が1年持ち越しに 鈴木愛が明かした2020年の戦い方

2季連続賞金女王、東京五輪…大目標が1年持ち越しに 鈴木愛が明かした2020年の戦い方

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2020年6月19日 06時00分

2季連続の日本一へ、鈴木愛の挑戦が始まる
2季連続の日本一へ、鈴木愛の挑戦が始まる (撮影:ALBA)
鈴木愛は今年2つの大目標を立てていた。それが、2年連続となる賞金女王、そして東京五輪への出場だった。だが、2020年の国内女子ツアーは、21年と統合されて1シーズンに。そして東京五輪も1年の延期が決まった。そんななかで迎える今年をどのように戦っていくのか。18日(木)のリモート会見で、そのプランを明かした。

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賞金女王への思いは昨年以上に強かった。「最初に賞金女王になったとき(2017年)に、翌年はケガがあって達成することができませんでした。チャンスがまた巡ってきたので、気合を入れて臨もうと思っていました」。だが、2年が1シーズンに統合されたことでプランを変更する。特に課題に挙げたのが練習量だ。

「いつも1年だけでも最終戦では心身ともに苦しい状況になっていました。ですが、今回は今まで経験したことのない長いシーズンとなります。そうなると練習量を減らすなど配分を変えていかないと乗り切れません」。それが1つ今年のテーマとなりそうだ。「練習量を減らす調整にアジャストしないといけない。難しいですが、探っていきたいです」と21年に向けて手探りするシーズンという位置づけにもなる。

メンタル面、さらに試合勘ということも考えれば、20年は絶対に1位という形でなくてもよさそうだ。「最初の10試合くらいが大事になってくると思います。できれば、そのなかで1つか2つ勝って、賞金ランキング5位以内で21年に向けてやっていきたい」という青写真を描く。

一方で東京五輪を踏まえれば海外メジャーもカギになってくるが、こちらもそう簡単にはいかない。特に出場したいと挙げるのが「ANAインスピレーション」(9月10日〜13日)、「全米女子オープン」(12月10日〜13日。ともに変更の可能性あり)の2試合。だが、現実はなかなか厳しそうだ。

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