大人の雰囲気?上田桃子の桃色ドレス姿
昨年の「宮里藍 サントリーレディス」3日目が行われた6月15日。豪雨によりサスペンデッドとなったこの日に33歳の誕生日を迎えた上田桃子プロが、10ホールを消化しクラブハウスへと戻ってきました。その後行われた囲み取材中、思わずクスッと笑ってしまったコメントがありました。
「普段はあれだけ性格がいいのに、コースセッティングになると、まあまあ性格が悪いなと思いました(笑)」
これは、大会の冠にもなっているアンバサダーの宮里藍プロに向けられたもの。この年から4日間全72ホールのピンポジションを宮里プロが決めることになったのですが、その“難しさ”を表現した言葉がこれでした。
期間中にバースデーを迎える上田プロにとって、やはりこの大会はスカッと結果を残したいところ。しかし、初日こそアンダーパーの「70」で回ったものの、2日目は「75」と苦しい一日となりました。前日の貯金を使い果たすどころか、ラウンド中の順位は予選通過圏外まで急降下。それでも最終18番で「一人寂しい誕生日は絶対に避けたかった」と2.5mのバーディパットを執念で沈め、最後の最後でカットラインギリギリながら決勝ラウンド進出権をつかみとりました。“ヘトヘト”になりながらも、何とか会場で誕生日を迎えることができたのです。

