佐伯三貴が2位でフィニッシュ！藤田幸希は涙の10位タイ

＜ダイキンオーキッドレディス　最終日＞◇6日◇琉球ゴルフ倶楽部(6,439ヤード・パー72)

　沖縄県にある琉球ゴルフ倶楽部で開催された、国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」は、韓国のインビー・パークがトータル11アンダーで逆転優勝を飾った。2位にはこの日スコアを4つ伸ばした佐伯三貴、3位タイには宋ボベ(韓国)と昨年の韓国女子ツアーの賞金女王イ・ボミ(韓国)が入った。

インビー・パークが逆転で開幕戦を制する！

　前半で2つスコアを伸ばした佐伯は、勢いそのまま後半の11番、12番で連続バーディを奪取。13番をボギーとするも、14番ではすぐにバーディを奪い返し首位に詰め寄る。だが終盤の17番でボギーを叩いた佐伯は、最終18番はバーディとするが優勝には届かず2位でフィニッシュ。「サンデーバックナインでボギーを2つ叩いたら優勝は厳しいですね」と悔やんだが「開幕戦にしては良かったです」と今季初戦を振り返った。

　上田桃子は「3日間楽しくラウンドできたが、今日は私の日ではなかった」とスコアを1つ落とし7位タイでフィニッシュ。「でも明日につながるプレーはできた。次は(4月の)西陣レディスクラシックに出場する予定です。今回は海外選手が勝ちましたが、次こそ日本人選手として頑張りたいです」と語った。

　単独首位でスタートした藤田幸希は、前半はイーブンで耐えたが後半3連続ボギーを叩くなどして失速。トータル4アンダー10位タイに終わり、ホールアウト後「やっちゃいましたね。パターが全然入らなくて…」と囲み取材で気丈に答えていたが、途中悔しさのあまり涙を流した。