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プロになってから最悪の年 キム・ハヌルが語る不調の原因と復活への道筋【2人の韓流スマイル】

プロになってから最悪の年 キム・ハヌルが語る不調の原因と復活への道筋【2人の韓流スマイル】

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2019年12月25日 11時55分

「複数年シードはありましたが、賞金ランキングが高いほうがいいに決まっています。シードを持っているから力が入らないとか、そういう気持ちはありません。今までツアーで戦って、シード圏外になったのは過去にありませんでしたから、悔しいのは当然です。ただ、こんな状態になったのが初めての経験なので、自分の実力を受け入れて、認めないといけないのに、それが中々できなかったのがつらかったです」

つまり、ハヌルにとっては初めてのスランプで、そんな自分をまったく受けいれることができずにストレスをためてしまっていた。両親や周囲のスタッフからは「これまで成し遂げてきたことも多いし、来年またがんばればいい」と、励ましの言葉やアドバイスもたくさんもらったという。それでも、「私が大丈夫ではなかった。自分のプライドが邪魔していたんです。でもシーズンは終わったので、すべてを受け入れようと努力しているところです」。

31歳はまだ十分にツアーで戦える年齢だ。シーズンが終わった今はすべてをリセットし、また一から来シーズンに向けた準備を早々に始めている。

課題は2つ。体力向上とパッティングだ。特に今年はパーオン率が14位なのに対し、パーオンホールでの平均パット数が51位と不調の要因になっていた。

「正直、全盛期の頃よりも少しずつ衰えを感じているのはありますが、すでにトレーニングを始めています。今年はパッティングがあまりにも悪かったので、そこを徹底して克服していきます。ショット力はピーク時よりも落ちていると思うのですが、そのぶん、経験値が増えているので、まだまだ優勝争いできるレベルにあると思います。とにかく2年間がとてもつらかったので、もうこの思いはできればしたくない。今年の経験は今後の人生に必ず生きてくる。なので、来年はまた立ち直れるきっかけをつかめると思っています」

来年は優勝よりも、自分が克服できなかった部分を徹底して向上させていきたいという。

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