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2度あることは3度ある? 女王かかる鈴木愛の不機嫌な上がりは吉兆か

2度あることは3度ある? 女王かかる鈴木愛の不機嫌な上がりは吉兆か

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年11月28日 17時02分

LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 初日◇28日◇宮崎CC(宮崎県)◇6535ヤード・パー72)>

自身が単独2位以上なら無条件で戴冠決定。そうでなくとも賞金ランキング2位の申ジエ(韓国)、同3位の渋野日向子の2人が3位以下なら賞金女王が決まる同1位の鈴木愛。2年ぶりの悲願に向けて好スタートを切りたいところだったが、終盤のボギーが響いてイーブンパーの10位タイ。渋野が3位タイと好スタートを切っただけにもどかしい滑り出しとなった。

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序盤は順調だった。2番パー5の残り157ヤードの3打目。風を読み切って5UTで抑えめに打って1mにピタリ。バーディを先行させると、その後はボギーを叩くも11番終了時点で3アンダーまで伸ばす格好の展開を見せる。

流れが変わったのは15番。左からの風とキャディと確認して左に打ち出したが、実際は右からの風。木にからみ2打目は出すだけ。ここをボギーとすると、「その後は流れが悪くなってしまった」と16番で1つ落として迎えた18番では2mのパーパットがカップ右を抜けてがっくり。笑顔なきホールアウトに「ちょっと腹立つ」という言葉を付け加えた。

「自分のミスなら仕方ないですが、なんとも言えない感じですね…。3アンダーまでいったところから3つボギーはいただけない。最後のパーパットもいいアプローチしているだけに怒るに怒れない」というもどかしさが残る一日。「ショットもパットもいい。課題はない。流れが悪かっただけ」。調子はいいだけに、出る言葉には強烈な自虐が込められる。

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