この他、同51位(2300万1511円)で、“次点”につける金澤志奈が1アンダー・36位タイ発進。今大会で単独19位以上が初シードへの目安となるなか、初日をしっかりとアンダーパーでまとめた。しかし「内容はよくありませんでした」とラウンドの手ごたえは今ひとつ。「調整して2日目以降も頑張りたい」と、すぐに練習場へと向かった。
シード返り咲きを目指す武尾咲希(同59位、1812万9166円)は、「賞金ランキング50位以内は“絶対”という気持ちはありますが、コースでは考えていません。目の前の一打に集中したい」と、36位タイからの上位進出をうかがっている。
もちろん圏内を維持しようとする選手も必死。同49位(2410万8500円)とギリギリの位置にいる大山志保は、2オーバー・70位タイと出遅れ。しかし「まだいけます。あした頑張ります!」と、持ち前のガッツでこのビハインドを跳ね返していく。
最後の最後まで慢心も諦めも許されない、し烈な争い。2日目には“第一関門”となる予選カットもあるだけに、明日も寒さ増すエリエールゴルフクラブ松山で熱いラウンドが繰り広げられる。(文・間宮輝憲)
