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最後は辛くも“ガッツパー” 渋野日向子は得意のパー5でスコア伸ばせず

最後は辛くも“ガッツパー” 渋野日向子は得意のパー5でスコア伸ばせず

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年10月11日 19時08分

最終18番でガッツパー!短期決戦でパー5攻略を狙う
最終18番でガッツパー!短期決戦でパー5攻略を狙う (撮影:鈴木祥)
<スタンレーレディス 初日◇11日◇東名カントリークラブ(静岡県)◇6572ヤード・パー72>

台風接近で厳戒態勢のなか開幕した「スタンレーレディス」初日は、「耐えるゴルフになると思う」と話した渋野日向子の予想を裏切り、伸ばし合いの展開に。そんななか渋野は3バーディ・2ボギーの「71」。1アンダー・25位タイで初日を終えた。

こんな大雨のなか選手たちは頑張りました!【大会ライブフォト】

パー5で伸ばせなかった。最初のパー5となった3番では、2打目でグリーン近くまで運ぶも、アプローチがオーバーして寄せられずパー。さらに4位タイまでに入った6人が全員バーディを奪った8番では、ティショットを左ラフに入れると、4UTで放った残り197ヤードからの2打目が、「手前のバンカーでいいと思っていたのですが…、その傾斜で跳ねて行ってしまった」と、奥のバンカーへ飛び込んだ。

その奥のバンカーは「ライはとても良かった。誰も入れていないんでしょうね(笑)」という状況だったが寄せられず。「ミスですね。もう少しキャリーを出すイメージだったのですが出なくて傾斜で止まった」と、このホールもパーで、もどかしい流れを断ち切れなかった。

折り返しての11番もバーディを奪えず、最終18番のパー5を迎えた。ここでのティショットは大きく左へ。「この時点でないなと思った」とバーディを見切ったが、フェアウェイに出しにいった2打目もラフにつかまった。さらに同じクラブで打った3打目もグリーン手前33ヤードと乗せられず。ここから「私の足よりちょっとくらい(笑)」という距離に寄せて「ガッツパー」を奪い、なんとかアンダーパーでフィニッシュしたが、上位に進出するためにはもう少しパー5でなんとかしたかったところだろう。

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