最終18番でボギーを喫し、「ここでパーを獲れば明日につながると思ったんですけど、最後にブレーキがかかってしまいました」と悔いは残したが、「勝ちたいという気持ちは捨てないでいきます。気合です」と逆転を狙っていく姿勢に変わりはない。
「ショットはよくなかったけど、組全体のプレーの流れがよくて、難しい場面でも何とかなりそうな気がしました」と、淺井も同伴競技者2人のプレーに背中を押された。4バーディ・1ボギー、トータル3アンダーの16位タイでホールアウトし、上位進出をうかがう。
3週前の「フジサンケイレディス」では、初日に「68」をマークし2位発進。しかし2日目に「78」をたたいて予選落ちとなり、「ゴルフの自信をなくしかけていました」と大きなショックを受けた。だがこれで、「上位争いを意識せず、18ホールをしっかりと回ることを考えよう」という気持ちも再確認。再び訪れたチャンスで、川奈の悲劇を払拭したい。
勢い十分の3人が、明日再びのチャージを見せるか?(文・間宮輝憲)
