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データ派だって夢を見る…イ・ボミよ、もう一度!ドラマ派は“リベンジ劇”で胸を熱くしたい!【データ好き!記者A&人情派記者Mの大胆予想】

データ派だって夢を見る…イ・ボミよ、もう一度!ドラマ派は“リベンジ劇”で胸を熱くしたい!【データ好き!記者A&人情派記者Mの大胆予想】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年5月8日 12時36分

■悔しさ、涙…この地でのリベンジに期待(記者M)

目を閉じるとすぐに浮かんでくる、昨年大会の光景。ジエが最終日の17番パー5で放ったあと数センチでアルバトロスというスーパーショットからの逆転優勝は、ドラマティック以外の何ものでもなかった。その光景を悔しさとともに眺めていた選手を、今回わたくしは優勝候補に推したい。それが鈴木愛だ。

昨シーズン末に、鈴木に2018年で印象に残ったシーンを聞いた時、真っ先にあがったのが、この17番だった。ティショット時は1打リードの単独トップだったが、ここをパーとしたことで最終18番を迎える時には2位に陥落。ラフからグリーンを狙ったセカンドショットに“判断ミス”があったことを悔い「ここがバーディだったら(結果は)分からなかったのかなという気持ちが残っています」という胸のうちを明かしていた。『リベンジ 』という言葉がふさわしい選手の一人なのだ。

また今年は16年以来となる東コースで開催とあって、ぜひ期待したい選手がもう一人いる。それが渡邉彩香だ。3年前に同じ東コースで、優勝したレクシー・トンプソン(米国)の背中を、最後の最後まで追いかけたのが渡邉だった。最終18番で望みを託したイーグルパットを外すと天を仰ぎ、ホールアウト後には悔しさから涙を流した。

昨年賞金シードを失い、今季も9戦中6試合で予選落ちと苦しいシーズンを送っている渡邉。ツアー3勝を誇る25歳が、あの日の悔しさをバネに、ここで大仕事を成し遂げたら、胸が熱くなること間違いなしだ。ドラマのすばらしさに気づいてくれた(?)記者Aではないが…渡邉が尊敬してやまないタイガー・ウッズ(米国)ばりの復活劇を期待したい!

【歴代優勝者】
2018年度:申ジエ
2017年度:キム・ハヌル
2016年度:レクシー・トンプソン
2015年度:チョン・インジ
2014年度:成田美寿々
2013年度:茂木宏美
2012年度:アン・ソンジュ
2011年度:アン・ソンジュ
2010年度:モーガン・プレッセル
2009年度:諸見里しのぶ
2008年度:福嶋晃子

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