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濱田茉優の失格理由が訂正 『誤球』ではなく『誤所からのプレーの重大な違反』に

濱田茉優の失格理由が訂正 『誤球』ではなく『誤所からのプレーの重大な違反』に

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年3月9日 18時19分

新ルールによる今季ツアー初の失格者となった濱田茉優の理由が二転三転(写真は2日目)
新ルールによる今季ツアー初の失格者となった濱田茉優の理由が二転三転(写真は2日目) (撮影:村上航)
「ダイキンオーキッドレディス」2日目に、1月1日に変更された新ルールに基づき失格となった濱田茉優だが、失格になった理由の訂正が9日(土)、日本女子プロゴルフ協会(以下LPGA)より発表された。なお失格であることには変わりはない。

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8日(金)の裁定では『誤球』(規則6.3c※)の失格となっていたが、『誤所からのプレーの重大な違反』(規則14.7b※)のため失格に訂正された。

昨日の発表では、濱田は11番ホールでセカンドショットを打ったが球が見つからず、元の場所に戻ろうとしたときにボールが発見された。ところがその時点ですでに捜索時間が3分以上経過しており、紛失球の扱いとしなければならないところ、そのボールを打ってしまい、結果的にこれが誤球となり、そのことがアテスト時に確認されて失格、となっていた。

だが、濱田に再度聴取したところ、見つかった球(この時点で紛失球扱い)をそのままプレーしたのではなく、ややこしいことに、その球が地面に食い込んでいた。昨年までは球が地面に食い込んでいた場合、フェアウェイのみ(芝が短く刈られた場所)拾い上げてドロップしプレーすることができたが、今年からゼネラルルールでラフでも可能になったため、濱田はルールにのっとり(規則16.3※)、その球を拾い上げて無罰でドロップ。その後その球をプレーしたという(繰り返しになるが、この時点でその球はすでに紛失球であり、この球自体はプレーとはもはや関係ない球である)。

見つかった紛失球をそのままプレーすれば誤球となるが、この一連のドロップが話をややこしくした。捜索開始後3分以上が経過しているため、すでに紛失球扱い。2打目地点に戻ってドロップ、打ち直す必要があったものを、誤った場所(球が見つかった3打目地点)からプレー再開、つまりインプレーとなるドロップをしてプレーを再開したため、誤所からのプレーの重大な違反となった。『誤所からのプレーの重大な違反』も誤球と同じく、別のホールを始めるためのストロークを行う前に誤りを訂正しなかったため失格となった。

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