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ショット力・ツアー屈指の小祝さくら、アプローチの引き出しも進化中?

ショット力・ツアー屈指の小祝さくら、アプローチの引き出しも進化中?

所属 ALBA Net編集部
標 英俊 / Hidetoshi Shimegi

配信日時:2019年3月8日 18時11分

2019年国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の2日目。1アンダー・6位タイ発進の小祝さくらが、2日目に7バーディ・2ボギー「67」を叩き出し、首位と2打差のトータル6アンダー・単独2位に浮上した。

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ルーキーイヤーの2018年シーズンは、何度も優勝争いに絡み、賞金ランク8位(75,007,442円)で初シードを獲得した小祝。ボールストライキング(※トータルドライビング順位とパーオン率順位を合算したランキング)で4位タイと、活躍を支えたのは、新人ながらツアー屈指といえるショット力。

今季の開幕戦も予選ラウンドを終えて、フェアウェイキープ率で1位タイ(27/28)、ドライビングディスタンスでトップ20位内と、飛んで曲がらないショットを武器に上位争いを展開しているが、オフに強化してきたのは「落としどころが狭いときの練習や、難しいライからパーを獲るための取り組みを重点的におこなってきました。充実した練習ができたと思います」とアプローチ面だという。

アマチュア時代からコーチを務める辻村明志コーチに話を聞くと、「シーズン全体を見れば、予選落ちも多かったんです。小祝さんは駆け引きせずに、2打目でピンをバシッと狙いにいくタイプなので(グリーンを外したときに)リカバリーできるようなグリーン周りの対応力をつけるように取り組んでいます」とのこと。

今季から58度のウェッジをクラブセットに入れているが、コーチいわく2年越しの投入だったといい「以前から現在まで“100ヤード以内”に取り組んでいますが、アマチュアからプロになる頃は、56度ウェッジのショットで67〜70ヤードと、適正な距離を打てなかった。ボールの拾い方が悪かったからです。すくい打ちからボールをつぶせるようになってきて、今年は58度をやっと投入し、80ヤードくらいから打てる計算になりました」と、プロ以前から今季まで着実な準備を重ねてきた。

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