■9位:公私ともに注目を集めたイ・ボミの2018年
16年に賞金女王に輝いてから一転、17年はツアー1勝、賞金ランク23位に終わったイ・ボミ(韓国)。心機一転臨んだ18年だったが、日本参戦後最悪のシーズンとなってしまった。24試合に出場してトップ10はなし。当然優勝はなく、賞金ランクは83位と参戦後初となるシード落ち。16年の賞金女王の3年シードがあるため、来季は出場できるがふがいない結果となった。
また、成績以外の点では、9月に13年より“相棒”として常に傍らにいた清水重憲キャディとコンビを解消。さらに11月末には人気俳優のイ・ワン氏と交際が発覚。報道後公の場に姿を見せた際には「いい人とのデートで頑張ります」と関係が順調であることを認めるなど、公私ともに話題を集めた一年だった。
■10位:河本結がステップ・アップ・ツアーで4勝
“黄金世代”の活躍が目立ったのはレギュラーツアーだけではなかった。日体大に進学して、昨年のプロテストを受験しなかった河本結がステップ・アップ・ツアー設立後初となる年間4勝を達成。文句なしで賞金女王に輝いた。
河本はステップの活躍以外にもプロテストに合格、また、「ゴルフ5レディス」でも優勝争いに絡むなど確かな存在感をしめした。ステップ女王の資格でレギュラーツアーに挑む19年はどんな活躍を見せてくれるのか。