この笑顔よ、もう一度… イ・ボミのスマイル写真館
しかし、若手が躍動する裏では、かつての賞金女王や中堅、また、期待の若手が苦しいシーズンを送っていた。18年1月1日付けの世界ランキングと今月24日に発表されたランキングを比較し、現在地を明らかにした。
15年、16年と2年連続で賞金女王に輝いたイ・ボミ(韓国)は、今シーズン不振を極めた。12年から続いていた連続優勝は「6年」でストップ。そればかりか、24試合に出場してトップ10入りを1度も記録できず。賞金ランキングは83位に終わり、賞金シード権を喪失した。
年初には52位につけていた世界ランキングは下降線をたどり、開幕から3カ月後の6月にはトップ100圏外に。最終的には143ランクダウンとなる195位まで沈むことになったボミ。16年賞金ランキング1位の資格でツアー出場が可能なのも来季まで。崖っぷちに追い込まれた“元女王”の復活劇は果たして見られるか。
日本勢では若手のホープ2人が大いに苦しんだ。ツアー未勝利ながら3年間シード権を保持してきた22歳の堀琴音だが、10試合連続予選落ちなど不振に陥り、賞金ランキング114位でシード権を喪失。世界ランキングも1年で100→305位と205ランクダウンとなった。