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鮮やかな逆転型は印象論? 今年もっともスタートが良かったのは…【2018年記録&スタッツ振り返り】

鮮やかな逆転型は印象論? 今年もっともスタートが良かったのは…【2018年記録&スタッツ振り返り】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2018年12月21日 07時31分

1R平均ストローク1位に輝いた申ジエ
1R平均ストローク1位に輝いた申ジエ (撮影:米山聡明)
今年も様々なことが起こった国内女子ツアー。2018年シーズンを記録とスタッツを見ながら振り返っていきたい。【1Rの平均ストローク編】

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1Rの平均ストローク数(※コース所定パーが72以外の場合、パー72に換算したストローク数に調整する。規定ラウンド数を満たしている選手のみ対象とする)でトップに立ったのは、米国女子ツアー時代、最終日での強さから“ファイナルラウンド・クイーン”と呼ばれていた申ジエ(韓国)だった。

「69.6646」で全選手中唯一となる60台をマークしたジエ。よく「特に4日間大会では最終日が大事。初日、2日目は順位、スコアはある程度のところにいればいい」と話しており、今年5月の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」では最終日の劇的イーグルでまくるなど、“逆転”の印象が強い選手だが、日本に来て初となる1Rの平均ストローク1位に輝いた。

2位には今季4勝中3勝が完全優勝の鈴木愛。3位には12年以来となる未勝利に終わったテレサ・ルー(台湾)がランクイン。4位には椎間板ヘルニアを乗り越えて復活優勝を果たした大山志保が入っている。

5位には今季がフル参戦初年度の“黄金世代”新垣比菜がランクインした。新垣は2Rも18位とまずまずだが、3Rは40位、4Rはさらに下回り56位と低い数字。今季何度も優勝争いに絡んだだけに、このあたりを改善できれば2勝目、さらにはシーズン複数回優勝が見えてくる。

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