ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

国内女子ゴルフ JLPGAツアー

ライブフォトなど多彩なコンテンツを配信!

比嘉真美子 飛距離が増した理由は“右ヒジのV”【辻にぃスイング見聞】

比嘉真美子 飛距離が増した理由は“右ヒジのV”【辻にぃスイング見聞】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2018年12月20日 17時44分

比嘉真美子 飛ばしの秘密は“V字”にあり
比嘉真美子 飛ばしの秘密は“V字”にあり (撮影:米山聡明)
今季優勝した選手のスイングから強さの要因、そしてアマチュアが参考にすべき部分を探る“Playback LPGATour2018”第5回は「KKT杯バンテリンレディス」で優勝した比嘉真美子。今季は1勝にとどまったが、抜群のショット力でツアーを牽引し、賞金ランキング4位と自己最高位で終えた。そんなショットメーカーのスイングを、上田桃子らを指導するプロコーチの辻村明志氏が解説する。

右ヒジで作る“V”が比嘉真美子のショットを支える【スイング連続写真】

今年、比嘉が活躍できた理由について辻村氏は「今までは飛んで曲がっていたから成績が出なかった。今年は飛んで曲がらなくなったことが一番大きい。正確に遠くに飛ぶようになったことが飛躍の要因」と断言する。

スタッツを見ると差は歴然だ。17年はドライバーのうまさを示すトータルドライビング(ドライビングディスタンス順位とフェアウェイキープ率順位を合算したランキング)は32位だったが、今年は4位と急浮上。パーオン率も16位から2位と大きく向上した。付け加えるならば、ドライビングディスタンスも7位から3位にランクアップ。数字にして約6ヤードも伸びている。

そんな“飛んで曲がらない”を実現したのが、ダウンスイング時に作られる右ヒジの角度だという。「今年は切り返しからクラブを下ろしてくるときに、後頭部の後ろにシャフトがある。去年まではもうこの時点でコックがほどけていた。だからシャフトは、もう腕の延長線上にあったんですよね。だからタイミングが合っていなかった」。いわゆるアーリーリリースとなっていたことが、飛ばなくなっていた理由でもあった。

この時に作られる“タメ”が飛距離を生み出すのである。「しっかりと力をタメているのが分かるのが、切り返しから右ヒジが下にグンとくるときにできるV字の深い角度。手首とシャフトのアングルと、右ヒジが体にくっついてくる形が、トップよりもなお絞り切れている。このためたパワーをインパクトで爆発させることで、より力強い球を生み出しているのです」。飛ばしたいアマチュアのみなさん! ぜひ、この角度を参考に。

読まれています

JLPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    終了
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト