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ツアーで唯一となる新潟での戦い「ヨネックスレディス」には、イ・ボミ(韓国)が「ほけんの窓口レディース」以来3週ぶりの日本ツアー出場。国内男子、米国女子がメジャー大会という一週間だったが、他の大会に負けない盛り上がりを見せた。試合展開は、大会2勝の大山志保が2日目を終えて首位に浮上。1打差2位タイに石川明日香と木村彩子とレジェンド対若手の図式となった。
迎えた最終日は、最終組全員が1番でバーディを奪う一歩も引かない戦いとなったが、大山が3番から3連続バーディ。狂喜乱舞のガッツポーズで一気に抜け出すと、終わってみれば2位以下に4打差をつけて大会3勝目を飾った。
昨年の10月に発症した頚椎間板ヘルニアを乗り越えての優勝に、ウイニングパットを打つ前にすでに涙を流していた大山。「18番ホールで皆さんに応援していただいて、うれしくて涙が出ました。ケガが続いていて、試合になかなか出られなかったので、今日はいろんな感動が沸き上がってきました。神様から試練を与えられて、精神面で乗り越えられたから、神様がごほうびをくれたのだと思います。宮崎県と雰囲気が似ていて、新潟が本当に大好きです!」。ファンも大歓声で不死鳥の復活を喜んだ。
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