桃香、比菜、みなみ… 黄金世代3人のドレス姿がまぶしい【写真館】
勝が選んだマイベストショットは、記憶に新しい「大王製紙エリエールレディスオープン」3日目。この日、最終ホールの18番に到達した勝は、ティショットをピンまで99ヤードのフェアウェイに置いた。そこから放たれたセカンドショットは、「50度のウェッジで打ちました。本当にうれしかったですね」とそのままカップイン。イーグルでラウンドを締めくくった。
今季は前半戦からルーキーらしからぬ活躍を見せ、トップ10常連組に。6月には2週連続2位という成績も残したが、プロ初優勝に届かない日々が、いつしか不調の日々に変わってしまった。「苦しかったですね」と振り返るが、努力は嘘をつかないどころか、神様からのご褒美が最後に待っていた。
「打った瞬間に『いい当たり』とは思いましたが、少しだけ右に飛んだんです。打ち終わって歩き出したら、『入った!』という声が聞こえてわかりました。スピンがかかって戻って入りました。ピン筋なら入ってもおかしくないのですが、少しだけ右だったので、なおさらうれしかったです。『やったー』という感じでした(笑)」。
最高のウェッジショットが、4年越しのツアー2勝目をもたらした。