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黄アルムの印象に残ったのは、9年ぶり優勝をつかんだウィニングパット…を決めた後の風景【最終戦出場者が選ぶ“今年の一打”】

黄アルムの印象に残ったのは、9年ぶり優勝をつかんだウィニングパット…を決めた後の風景【最終戦出場者が選ぶ“今年の一打”】

配信日時:2018年11月24日 12時10分

黄アルムの印象に残ったのはショット自体ではなく、その後目に飛び込んできた風景だった
黄アルムの印象に残ったのはショット自体ではなく、その後目に飛び込んできた風景だった (撮影:鈴木祥)
国内女子ツアーは、シーズン最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の熱戦が繰り広げられている。今シーズン優勝者、賞金ランク25位以上など精鋭のみが出場できる今大会。狭き門をくぐった選手たちに“今シーズン一番印象に残っている一打”を挙げてもらった。今回は、9年ぶりの優勝など、ここまで今季3勝を挙げている黄アルム(韓国)。

最終戦の様子も現地からライブフォト配信中!

2009年「ヤマハレディースオープン葛城」で初優勝を挙げて以降、勝利の女神に見放されていたアルム。今年の印象に残った一打を聞いてみると、やはり久々の勝利となった「大東建託・いい部屋ネットレディス」を口にした。「これしか覚えていない(笑)」と振り返ったのは、トータル14アンダーで並んだイ・ミニョン(韓国)とのプレーオフで決めたウィニングパット。しかし、印象に残ったのはそのプレー自体ではなかったようで…。

「このバーディパットは全く欲がなかった。『しっかりとボールを打とう』としか考えていなかった。入った瞬間も『本当に入ったの?』ってポカーンとしてしまい、喜べないくらいビックリした(笑)。でも一番印象に残ったのは、その後に穴井詩葭葉ルミ福田真未ささきしょうこなどが待っていてくれたのを見つけた時でした。1時間早く上がっていた人もいたのに待っていてくれていて…。優勝したことよりも、その光景が印象的で嬉しかったです」

この後には、表彰式に向かうアルムのメイクを、葭葉が気づかうなど仲の良さが分かるほほえましいシーンも見られたが、アルムにとっては“絆”を感じる特別な優勝となったようだ。

【黄アルム・2018年の主な成績】
大東建託・いい部屋ネットレディス」優勝
NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」優勝
伊藤園レディスゴルフトーナメント」優勝

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