韓国の“二大セクシークイーン”が三浦桃香とスリーショット!【フォトギャラリー】
2015年に日本ツアーを主戦場としてから、“勝てそうで勝てない”と言われ続けた飛ばし屋が殻を破ったのは今年5月。中京テレビ・ブリヂストンレディスの最終日に、2打差の4位タイから出たヒギョンは、2つ伸ばして迎えたサンデーバックナインでバーディを量産した。トータル13アンダーまで伸ばしクラブハウスリーダーとなり他の組の上がりを待つと、後続が伸ばせずそのまま逃げ切った。
そんなヒギョンがピックアップした “今年の一打”は、その優勝大会の2日目、8番ホール(368ヤード)のセカンドショット。
「このホールで残り125メートル(韓国人のヒギョンはヤードではなくメートルで計算)の2打目を、8番アイアンで1メートルない位置に落としました。8番アイアンは、フルショットで130メートルの距離です。そのため125メートルは微妙な距離でしたが、コントロールショットでピタリとつけることができました」
ヒギョンと言えばフルスイングから繰り出される飛距離が持ち味のプレーヤー。逆に言えば、これまでは細かい精度が課題だった。「コントロールショットは私にとって逆に難しいです。右に行ったり、左に行ったりしてしまう。縦の距離も合わせづらい。だけど、この時は上手くコントロールできた。それだけ調子が良かったと言うことでしょう。この一打で“今週は優勝かも”と思えました。まさにメモリアルなショットです」。それが豪打ではなく、敢えて繊細な一打を選んだ理由だった。