開幕からの4試合で、優勝者はイ・ミニョン、アン・ソンジュ(ともに韓国)、鈴木愛、フェービー・ヤオ(台湾)と海外勢が強さを発揮した3月。日本勢の奮起が期待されるなか迎えたのが、4月1日まで行われた「ヤマハレディースオープン葛城」だった。
4日間競技のこの大会は3日目を終え、菊地絵理香が後続に2打差をつけ単独トップ。その後を全美貞、ジョン・ジェウン、そしてソンジュの韓国勢が追う展開となった。だが菊地は最終日に6番でダブルボギーを喫するなど「75」のラウンド。着実に3つのバーディ(ノーボギー)でスコアを伸ばしたソンジュが、トータル5アンダーとして逆転での今季2勝目をつかみとった。これはソンジュにとって通算25勝目という節目の勝利に。永久シード(通算30勝)へとまた一歩近づく大会になった。
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