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バンカーの目玉からカップインの小祝さくら 連日2時間の“ハワイ特訓”の成果?

バンカーの目玉からカップインの小祝さくら 連日2時間の“ハワイ特訓”の成果?

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2018年9月21日 19時01分

特訓の効果あり? 小祝さくらが流れを変える一打で首位発進を決めた 
特訓の効果あり? 小祝さくらが流れを変える一打で首位発進を決めた  (撮影:村上航)
<第46回ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント初日◇21日◇利府ゴルフ倶楽部(6,534ヤード・パー72)>

5バーディ、1ボギーの「68」で回った小祝さくらが、今季4度目の初日首位(タイも含む)発進だ。「初日はあまり何も気にしていないですね」。本人にしてみれば、目標だった5アンダーに1打足りなかったことが不満足なのだろうが、好スタートを切ったことは確かだ。

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ただ、序盤からけっして調子がよかったわけではない。むしろ、ゴルフの流れが悪く、4番パー3でボギーを叩いたときは「ヤバイな」と感じたほどだ。その流れを変えたのが、8番パー5での4打目だった。グリーン手前のバンカーから打ったのだが、ボールが砂の中に沈み目玉になっていた。ボールからピンまでは20ヤードの距離だが、けっしてやさしいライではない。

「けっこう難しかったので、ピンに寄せられたらいいかな」。そう考えながら打ったボールは、ピンの手前に落ちるとコロコロと転がっていき、そのままカップの中へと消えていった。その後、後半で4つのバーディを奪っただけに、まさにこの1打がターニングポイントだったといえる。

通常、バンカーの目玉から打つと、出球が強くなり、ランも多く出る。なぜ小祝のバンカーショットはグリーンに落ちた後、コロコロと転がっていったのだろうか。「クラブフェースを閉じずに構え、インパクトが緩まないように、上から叩きつける感じです」と小祝。実は、日ごろからコーチである辻村明志氏からバンカーの目玉を練習する指示を受けていたという。そこで早速、その辻村コーチに詳しい話を聞いてみた。

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