「ティショットが構えづらいホールが多い。今日はドライバーは良くなかった」と、決して得意といえるコースではないが、ティショットのミスをセカンド以降でカバーし上位発進を決めた。QTランク104位で始まったシーズンは、CAT Ladiesまでの11試合で予選落ち7回、棄権1回と苦しんだ。6月の第1回リランキングも55位に終わり、出場順位が下りてくるか、推薦出場に頼ることとなったが、ここにきて上昇気流に乗りつつある。
最後に「この後ティショットを修正して、明日はフェアウェイキープ率を上げてバーディチャンスを増やしたいです」と話した香妻。2日目は悪天候が予想されるが、そのなかでも、これまで自らにかかっていた雲を吹き飛ばすようなプレーを見せ、3日目へと繋げていきたい。(文・間宮輝憲)