その後も日本ジュニアやナショナルチームで一緒になって、親同士も仲が良かったりするんです。私の1年後にプロになりましたが、その後も試合会場であって話したり、仲はいいですね。

あと、同級生で仲がいいのは葵ですね。といっても、ジュニアのころは顔と名前が一致しないくらいの存在でした。私が北海道ということもあって、なかなかほかの選手と会うことができないんです。関東の子なら、いくつも県があって都もあって、大勢集まりますが、北海道の大会は道が1コ。数回会っただけだとなかなか友達を作るのが難しかったのを覚えています。

葵とは14年の秋にはじめて練習ラウンドをしたんです。そのときはほとんど話しませんでしたが、キャディさんからぼそっといわれたんです。「葵ちゃんと気が合うんじゃない？」って。その後も何回か一緒に回って、翌年の開幕戦からほぼ一緒にいました。最初の印象は怖いな〜、でした（笑）。キャディさんの一言がなかったら、今でも連絡先を知らなかったかもしれないと思います。

松森とも普通に話しますが、あんまり知り合う機会もなかったので、プロになってから話し始めました。松森と川岸史果は同じ高校ですし、そういう点で知り合いだったでしょうけど、私は北海道なので、関東の子との接点があまりありませんでした。

同い年の子は今ではもっと増えていますが、やっぱり愛と桜のことは追いかけてきました。2人はずば抜けていました。愛が選手権（日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯）で勝ったときも、『愛もやっとここに来たんだ。この先大変なことになるなと思っていました。それで賞金女王ですもんね。

そんなわけで北海道という土地がら、他県の子とあまり知り合いになることもなく、プロになったのですが、同級生とか年齢とか関係なく、長女なので面倒見はいいかなと思っています。誰かが1人でぽつんと立っていたりしたら、自分から話かけに行きます。1度、三ヶ島かなちゃんがプロテストに落ちたあと、練習グリーンで1人だったので、話しかけに行こう！と思って話しかけたら仲良くなれました。