国内男子ツアーを管理・統括する「日本ゴルフツアー機構」(以下、JGTO)は26日、都内ホテルで記者会見を行い、3月17日付でツアー運営、および事業展開を担う「株式会社ジャパン・プロゴルフツアー」(以下、J-Tour)を設立したと発表。4月より日系投資ファンドの日本産業推進機構(NSSK)と連携し、新体制でツアーの活性化に向けて取り組みをスタートする。
記者会見の初めにJGTOの諸星裕会長があいさつ。「うれしくてしょうがないです。日本の男子ツアーが確かな土台で伸びていくことができると確信しております。私は興奮しています」と語気を強めて喜びを語った。
華やかな国内女子ツアーに比べて、人気低迷が叫ばれる国内男子ツアー。今季は前年より3試合減の22試合の開催予定となっている。諸星会長は常々「抜本的な改革が必要」と話していたが、今回の新会社設立が大きな役割を果たす。今年1年は準備期間となり、「J-Tour」が本格的に運営等を行うのは2027年からになる。
今後はJGTOは選手管理・競技管理などに特化し、新会社のJ-Tourがツアーの企画・運営・改善および事業収益化と役割分担をして、男子ゴルフ界を盛り上げていくという。
NSSKの代表取締役社長の津坂純氏は、「日本男子プロゴルフ界には世界に伍するポテンシャルがあると確信しております。私どもNSSKは投資及び経営管理のプロフェッショナルとして、J-Tourへの徹底的な関与とガバナンスの構築をコミットいたします。ステークホルダーの皆様に信頼され、持続的な経済循環を生み出すツアー構造の実現にまい進してまいります」とコメントしている。
NSSKは5年~10年で150億円から200億円を改革資金として準備している。本格化する27年からは、みずほフィナンシャルグループがツアータイトルスポンサーになることも発表された。
