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若手レフティに昨年予落“ゼロ”の遅咲き27歳 注目の飛距離モンスターも【初賞金シード選手紹介】

2024年の国内男子ツアーがいよいよ3月28日に開幕する。初賞金シード選手として今シーズンに挑む選手たちを紹介していく。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年3月27日 15時30分

左から小木曽喬、細野勇策、杉原大河
左から小木曽喬、細野勇策、杉原大河 (撮影:ALBA)

2024年の国内男子ツアーがいよいよ3月28日に開幕する。初賞金シード選手として今シーズンに挑む選手たちを紹介していく。今回は細野勇策、小木曽喬、杉原大河、蝉川泰果だ。

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■23位 細野勇策(ほその・ゆうさく、21歳/プロ転向2021年)

山口県山陽小野田市出身のレフティ。生まれてすぐに心臓の病気が見つかり、生後2カ月で手術をしている。「あまり心拍数が上がらないスポーツ」として6歳からゴルフクラブを握った。

高校時代からQTに挑戦し、21年のプロテストに合格。だが、同年はQTの3次で敗退した。22年はQTでファイナルまでいけなかった選手が対象になる「ISPS HANDA・ヨーロッパへの道」で優勝を挙げ、同年の「ISPS HANDA 欧州・日本」に出場。2日目に「62」をマークし、若きレフティとしてその名を知らしめた。

23年シーズンはQT8位の資格でレギュラーツアーに参戦。国内男子ツアーのエリートフィールドとなる最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」を含め、22試合に出場し6度のトップ10入りを果たした。今年は世界的レフティと呼ばれた羽川豊以来、33年ぶりの日本勢レフティVを狙う。

■26位 小木曽喬(おぎそ・たかし、27歳/プロ転向2015年)

愛知県出身。2015年にプロ転向し、ルーキーイヤーの16年に下部のABEMAツアー「Novil FINAL」でプロ初優勝を果たした。

22年には下部ツアーで年間2勝を挙げ賞金ランキング1位まであと一歩のところまで上り詰めるも、最終戦で大堀裕次郎に逆転されてしまった。それでも同2位の資格で23年の前半戦出場権を獲得した。開幕戦で5位タイ、第4戦で20位タイなどランキングを上げ後半戦も出場。24試合に参戦し、すべての試合で予選カットなしと抜群の安定感を見せた。

最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」にも出場し、7位タイで終えた。賞金ランキングでは26位に入り、プロ転向後初めての賞金シードを獲得した。昨年の開幕戦では2日目に「64」で回るなどトップ5入り。イメージがいい東建多度カントリークラブ・名古屋で初優勝を狙って行く。昨シーズンは同学年の鍋谷太一がプロ転向後11年で初Vを遂げたが、小木曽もそれに続きたい。

■36位 杉原大河(すぎはら・たいが、24歳/プロ転向2021年)

徳島県徳島市出身。ジュニア時代から全国大会などで優勝を挙げ、名門・東北福祉大2年生のときには国内男子下部のABEMAツアーで史上3人目のアマチュアVを遂げた。

21年11月にプロ転向を果たし、「ダンロップフェニックス」でプロデビュー。22年は下部ツアーの賞金ランキングで10位になり、23年は同ツアーの開幕戦でプロ初勝利を挙げた。レギュラーツアーでもトップ5入りを2度記録するなど飛躍し、賞金ランク36位で初の賞金シードを獲得した。

スタッツではドライビングディスタンス部門で全体2位となる312.99ヤードを記録。飛距離を武器にレギュラーツアー初優勝を狙う。

■2位 蝉川泰果(せみかわ・たいが、23歳/プロ転向2022年)

兵庫県加東市出身。東北福祉大学時代はJGAナショナルチームのメンバーとして活躍した。大学4年時の2022年に国内男子ツアー「パナソニックオープン」でアマチュア優勝を遂げ、同年の国内メジャー「日本オープン」では初日から首位を守りきり、史上初のアマ2勝目を挙げた。

同年10月にプロ転向。実質ルーキーイヤーとして挑んだ23年シーズンは2戦目の「関東オープン」でプロ初優勝を果たす。その後もたびたび優勝争いに絡んだが、なかなかプロ2勝目をつかむことができなかった。そんななかで迎えた最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」を制し、賞金ランキング2位でシーズンを終えた。

スタッツでは、「1イーグルを獲得するために要するラウンド数」となるイーグル率部門で1位となる『4.087』をマーク。伊澤利光が持っていたツアー記録『4.930』を大きく更新した。総合力に優れたプレーヤーへ贈られるメルセデス・ベンツ トータルポイントランキングでも1位に輝いた。

2023シーズンはツアー優勝の資格で出場したため、“賞金シード”獲得は初となる。プロ転向3年目となる今シーズンは、日本を主戦にしつつ海外にも挑戦する予定だ。

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