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「パッティングはしっかり決め打ち!」今平周吾は基本を思い出して暫定首位!

2018、19年の賞金王・今平周吾が33ホールを戦い抜き、通算10アンダー・暫定首位で2日目を終えた。

所属 ALBA Net編集部
河合 昌浩 / Masahiro Kawai

配信日時:2023年9月16日 08時00分

過酷な長丁場を戦い抜いた今平周吾
過酷な長丁場を戦い抜いた今平周吾 (撮影:米山聡明)

<ANAオープン 2日目◇15日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(北海道)◇7066ヤード・パー72>

初日が降雨のためのコースコンディション不良で競技サスペンデッドとなり、2日目のこの日33ホールを消化した今平周吾が、第1ラウンドを3アンダー、第2ラウンドを7アンダーで回り、通算10アンダーで暫定首位に立った。

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長丁場となった戦いに「このコースはホール間のインターバルが短いので、そこまで疲れませんでした。それでも大変は大変でしたが、意外に体力的にも大丈夫でした」と今平。実は初日消化した3ホールだけで、今平は2ボギーの2オーバー発進だった。それをこの日は第1ラウンドで6バーディ・1ボギー、第2ラウンドではボギーフリーの7バーディとした。

「パッティングがよくなかったのですが、それは狙ったところに打ち出せていなかったから。しっかり決め打ちをして、打ち出したいところに打ち出す。そうしたらよくなりました」と改めてパッティングの基本を思い出したのが好結果につながったという。「ラインを決め切れていなかったんです。なんとなく読んでいたら、外しても仕方ないです。きょうは最初のほうでバーディパットが入ってくれて、イメージがよくなりました」。

ツアー通算8勝の今平でも、なんとなく打ってしまうこともあるのかと驚かされるが、毎日のように試合が続いているプロだからこそ、あり得ることなのだろう。

「いいパットが打てれば、ショットは悪くない状態です。あすからも、自分のゴルフに徹して、上位を狙っていきます」。そう締めくくった今平。確かにそうなのだろう。平均パット数は1.7750の62位で、平均ストロークは70.420で8位に位置している。パッティングが向上すれば、チャンスは大きく広がる。今季開幕戦「東建ホームメイトカップ」以来の通算9勝目へ好位置で決勝ラウンドに進む。(文・河合昌浩)

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