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【ジャパンゴルフツアー選手会通信 第2回:2020年選手会のミッションは?】

ジャパンゴルフツアー選手会通信の第2回! 今回は、「実際に何をやっているの?」という部分を詳しくご紹介していきます。

配信日時:2020年10月7日 12時00分

■ミッションその1 “コロナ禍のピンチを乗り切るため、よりパイプを太くせよ!”

記者「副会長が事務局長を兼任するのは、例年とは違う部分ですね」

池田「はい。ほかにも今年は“幹部会”を新しく作ったのが、今までとは違うところですね。この幹部会は、会長と副会長3人、そして日本ゴルフツアー機構(JGTO)の理事を兼任している市原弘大理事の5人で構成されています。

幹部会を作った大きな目的は、コロナ禍での様々な問題に対して、より迅速に対応を進めることです。今年はコロナの影響で、例年とは違った措置やスピード感のある対応が求められます。様々な問題解決に向けていち早く動くためにも、『幹部会⇒理事会⇒ツアーメンバー』とスムーズに情報の伝達が行えるようにと設置しました。

今までも、選手会の中での情報共有が少ないことが課題でしたが、今年は試合も行えず、年に1回行っている総会も実施できていない状況です。その中でツアーメンバーとのコミュニケーションというのはこれまで以上に大切になってきます」

――

例年ならば、4月の「東建ホームメイトカップ」開幕前に行っている総会はコロナの影響で実施できず、理事会も6月にようやくオンラインで2回目を開催。直接顔を合わせる機会が少ないぶん、密にやりとりを行うことが例年以上に求められます。

これまでは情報共有の方法として一斉メールを活用していましたが、今後は新たに独自のツールを取り入れて、ツアーメンバー206人に一斉連絡ができるシステムも準備中。理事会は1カ月半に1度のペースで行い、総会も年内に行えるよう、弁護士と相談しながら調整をしているそうです。

前回、選手会は“パイプ役”とご説明しましたが、このパイプをより太くすることが幹部会設置の主な目的。選手間での情報交換はもちろんのこと、JGTOとの連携を強化していくことも大事な役割です。

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