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『マン振り』ではなく『マン踏み』 片山晋呉がたどり着いたスイングの『正解』とは!?【片山晋呉 特別インタビュー】

2008年「日本オープン」で史上7人目となる永久シードに達した片山晋呉。2019年は1年間を費やしてスイング改造に取り組み、新スイングは『踏む』ことがポイントだと語ったが、これまでといったい何が変わったのか!? 片山晋呉がたどり着いたスイングの『正解』を、スイングコーチや谷原秀人のキャディなどを務めてきた谷口拓也とともに徹底解説!

配信日時:2020年2月6日 16時12分

■ポイントは“カウンター”とヒザの動き

谷口「クラブの軌道はどういうイメージですか?」

片山「テークバックのイメージは、シャット。手を使わずに腰の回転に合わせて上げるから、実際はシャットに見えちゃうけど、本当は真っすぐ。ダウンスイングにかけては、物理の先生が言うには、外側にカウンターをかける(シャフトを寝かせて、ヘッドを体から遠ざけるような動き)イメージ。実際には、左のヒザを少し外側に回してあげたら、クラブは勝手にそういう風に動く。
理論を全部理解していない状態で、まねをしてやっている選手は多いけど、この足の使い方がわからずに『シャフトを倒すだけやったらいい』とか、『シャローに当てたらいい』という理由を理解しなければ、本物じゃないと思う。

あとは、いかにハンドファーストで当てるか。ダウンスイングで右足で踏んで、次はインパクトで、左足で地面反力を使う」

谷口「『なぜこうするか』という答えがある。それを見よう見まねでやったところで意味が無い。その、晋呉さんがやりたいことができているのは、日本ではチェ・ホソン選手ですか?体の使い方は同じですよね」

片山「そうだね。理論を理解しているかはわからないけど、一番利にかなっているよね。あとは、ジャズ・ジェーンワタナノンドはすごいうまい。外国人のほうができているよね、そういうコーチがいるから。日本は、それをちゃんと教えてくれるコーチが少ないもんね」

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