続く18番ではティショットを左に曲げ、つま先下がりのライとなったがそのまま打つこと選択。「ドロップしても良かったが、ライが平らではなくなる」とアゲインストとスライスを計算してピン手前5メートルにつけた。大きな拍手で迎えられた石川は、最終ホールのパットを見事にねじ込み連続バーディでフィニッシュ。気持ちのいい上がり方で締めくくった。
4日間ホストとしてプレーした石川は「難しいコンディションだったが、良い経験になったし、成長する材料も見つかった。今度はショートゲームを磨いてチャレンジしたい」と話す。また「来週につながるゴルフもできました」と次週まで続くホストの大会を見据えていた。
ちなみに、17番でスプーンを手にしギャラリーから不満の声が上がったとき石川は「いやいや“これで狙うんですよ”と言おうと思ったけど、それはちょっとね」。笑いながら話してくれた。
【最終結果】
優勝:丸山大輔(-8)
2位T:池田勇太(-4)
2位T:リャン・ウェンチョン(-4)
2位T:金庚泰(キム・キョンテー)(-4)
5位:金亨成(キム・ヒョンソン) (-2)
6位:高山忠洋(-2)
7位T:アンホー・パーク(E)
7位T:五十嵐雄二(E)
9位T:宮里優作(+1)他6名
16位T:石川遼(+2)他3名