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丸山茂樹が自身のジュニアイベントで世界の技を披露

丸山茂樹が自身のジュニアイベントで世界の技を披露

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2018年5月29日 18時34分

初お披露目の丸山茂樹流ベースボールグリップ
初お披露目の丸山茂樹流ベースボールグリップ (撮影:ALBA)
27日(日)、東京杉並区のハイランドセンターで「丸山茂樹ジュニアファンデーション 親子ショートコースゴルフ大会 in ハイランドセンター」が行われた。参加したのは丸山茂樹、内藤雄士、横尾要。抽選で選ばれた小学校1〜4年生までの36名がハイランドセンターのショートコース6ホールを2周回り、12ホールのストローク戦で順位を競った。

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まず、ジュニアたちのレベルの高さに驚いた丸山。「僕の時代は大人のクラブを切った重くて硬い難しいクラブでやるしかなかった。でも今は道具が進化して、ヘッドもシャフトも軽くつくれる。自分の体に合ったクラブを使えるのが我々の時代とは違う。その証拠にクラブに振られる子がいなくなった」と目を丸くする。このイベントは15回を迎え、参加したジュニアからプロが数名誕生している。「これを始めたころに比べれば、本当に立派(なイベント)になったと思うし、続けることが大事。10年後も20年後も同じ志を持っていれば、さらに大きなことができているのかなと思う。未来はすごく楽しみです」。

最後は1年生から4年生のそれぞれの優勝者4人とガチンコ対決。丸山はジュニアたちの前でスピンの利いた見事なアプローチを披露した。気になるのは、昨年2月に手術を受けた左手親指付け根の調子だ。今は痛みが再発しないように親指に負担のかからないベースボールグリップに挑戦している。「ベースボールにしてから痛みはゼロなんだけど、76も打てば、68も出たりする。中3のときの自分に勝てるかどうか」と試合復帰に関しては慎重な姿勢だ。さらに、ベースボールグリップにしてドライバーとアイアンのシャフトを少し長くしたという。「右手が遠いところにあるから、通常の長さだと短くて、ヘッドが落ちてこない。フェアウェイバンカーだとトップしてばっかりいる。前の右手の位置だと4分の1インチからハーフインチくらい伸ばさないとちょうどそこに戻ってこない。いまドライバーは45.25インチかな」。

来年9月に50歳を迎える丸山が見据えるのは、米国シニアのPGAツアーチャンピオンズだ。それまでに数試合は出たいという丸山。神業のようなアプローチでジュニアだけでなく、また世界中を沸かしてもらいたい。

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