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時松隆光に見る“自分のゴルフ”を貫く大切さ 「100ヤード以内の精度」と「パッティング技術」で世界と戦う【ツアーの深層】

時松隆光に見る“自分のゴルフ”を貫く大切さ 「100ヤード以内の精度」と「パッティング技術」で世界と戦う【ツアーの深層】

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2018年5月22日 12時00分

昨年の「ブリヂストンオープン」優勝で、時松は今年8月に開催される世界選手権シリーズ「WGC-ブリヂストン招待」の出場権を得ている。実は関西オープン優勝後に、今後の目標を聞かれた時松は「ブリヂストン招待でドベ(最下位)にならないこと」と答え、周囲を笑わせた。それは飛ばし屋が有利なコースというのが理由だったのだが、田島は「そんなことはない」と否定する。

それは、「自分のゴルフを貫き通せる」時松だからこそかける期待だ。「ボギーを打たなければ『72』で回れます」と笑った後、真剣な表情で「100ヤードの精度の高さを生かせば、パットは世界でもトップで戦えるレベル。自分のゴルフが確立されていますから。ゴルフの勝負所はアプローチとパッティングです」と言った。そして、世界のパワーヒッターに、ショットで渡り合う時松の姿を思い「楽しみです」と口にする。

■地区オープンが持つ可能性
また田島は、「関西オープン」が男子ツアーに示す可能性についても話した。1926年に第1回が開催された“日本最古のオープントーナメント”は、91年に1度ツアー競技から外れた過去がある。2009年に復帰したが、関西ゴルフ連盟主催の地区オープンの一つだ。

「地方にはゴルフを楽しみにしている方も多い。関西オープンだけでなく、関東オープン、九州オープンなど他の地区オープンもツアースケジュールに組み込まれていくと、個人的には面白いと思う」

これが田島の思いだ。元々「日本オープン」の予選会という意味合いも持つ、これらの地区オープンだが、優勝者しか本戦に出場できない点や、日本オープンが統一予選会をやっている現状を踏まえ、「本来の意義が薄れている」と田島は指摘する。そのうえで、「地区オープンがトーナメントに組み込まれることで、地方活性化と、男子ツアーの盛り上がりに一役買うのではないか。そのうえで、関西オープンは今後のいい可能性を見せてくれる大会」と語る。

会場は持ち回りのサーキット方式のため、様々な場所で試合を開催できる点や、アマチュアの活性化・啓蒙・入口にもつながっていく点など、大きな可能性が地区オープンには秘められている。そのポテンシャルを発揮させるため、JGTOと地方連盟が連携し、実現の可能性を模索していくことが重要と田島は考えている。
日程 2018年5月17日-5月20日賞金総額

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