ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

国内男子ゴルフ JGTOツアー

日本ゴルフツアー機構(Japan Golf Tour Organization)主催ツアー

「自分のゴルフを老けさせない」 55歳・藤田寛之が今季4度目のレギュラーツアー出場で改めて感じたこと

今季4度目のレギュラーツアーに出場した藤田寛之が改めて感じたこととは?

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2024年8月15日 13時59分

今季4度目の国内男子ツアーで4日間を戦い、藤田寛之が若手から感じたパワーとは
今季4度目の国内男子ツアーで4日間を戦い、藤田寛之が若手から感じたパワーとは (撮影:上山敬太)

国内シニアツアーを主戦場に戦う55歳の藤田寛之は先週、今季4試合目となる国内男子ツアー「横浜ミナトChampionship 〜Fujiki Centennial〜」に出場した。6月の「全米シニアオープン」、7月の「全英シニアオープン」では決勝ラウンドに進んだが、レギュラーツアーでは5月の「関西オープン」以来、3試合ぶりに4日間を戦いきり、そこで改めて得たことを明かした。

楽しそうに回る野仲茂&藤田寛之【写真】

予選ラウンドでは、会場である横浜CCに所属する野仲茂(53歳)、アマチュアの中部隆(55歳)と年齢の合計が163歳のシニアグループで回る2日間となった。会話している姿も多く見られる楽しそうな雰囲気で、ギャラリーも大盛況。2日目を終えたときには、野仲がトップと2打差の4位タイという好位置で決勝ラウンドに進むなど活躍を見せ、藤田も今大会で初めて週末にコマを進めた。

「大体50歳を超えてシニアになると、男のひとは楽しく過ごそうっていう感じでね、お互いをいい意味で気にしながらやっていたよ」。2日目を終えたとき、充実感に溢れた表情でこうも話していた。しかし、このレギュラーツアーに求めているものは「若いひとたちに揉まれて、ゴルフをやりたい。JGTOに来たのは、そこ(若い選手と回ること)に意味がありますから」と若手プロから“勢いのある”プレーを吸収することだった。

決勝ラウンドの2日間は23歳の蝉川泰果と、ともに24歳の吉本翔雄、村上拓海、そして31歳の佐藤大平とラウンドした。「パワーとか、アイアンショットを(グリーンで)止められるとか、バーディを獲る力がすごく強い。アンダーで回る力がすごくあるので、そういう選手たちと回ると勝手に刺激をもらえる」。ピンに対して攻める姿勢、そしてチャンスにつけられる技術面に圧倒される週末となった。

「もちろんシニアが主戦場なんだけど、自分のゴルフを“老けさせない”というか、そういう意味でも、このフィールドでプレーできるのがすごく自分にとってはプラス。けっこう応援してくれる人も多かったので、うれしかったですね」。このレギュラーツアーで戦うことはゴルフの“老化防止”ともいえる。

次のレギュラーツアーは8月末に山梨県の富士桜CCで行われる「フジサンケイクラシック」の予定。昨年は出ていなく、22年大会では2日目に棄権をしている。男子ツアーが開催されるコースのなかでも難易度が比較的高い地で若手に負けじと挑んでいく。

それまでの間は14日から2日間競技の「倉本昌弘 INVITATIONAL 第1回 EAGLE CUPシニアオープンチャリティートーナメント」、24日~25日の「マルハンカップ 太平洋クラブシニア」と“主戦場”での試合が続いている。そして9月12日からはディフェンディングチャンピオンとして出場する「日本シニアオープン」も待っている。連覇に向けて山梨の戦いでも若手からパワーを吸収したい。(文・高木彩音)

関連記事

読まれています

JGTOツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    開催前
  4. DPワールド
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト