日本ゴルフツアー機構(JGTO)は19日、2026年のトーナメント日程を発表した。3試合減となり、来年は22試合が開催される予定だ(調整中が3試合)。
そのなかで、プロアマ参加権を一般発売し、その収益をもとにして今年初開催された「前澤杯 MAEZAWA CUP」が、来年も開催することが発表された。今年同様、前澤友作氏所有のプライベートゴルフコース、MZ GOLF CLUB(千葉県)で行われる。
10日間のプロアマ+本戦4日間の計14日間、2週間の日程。本戦は4月23日~26日で予選カットなし。賞金総額は今年の最大4億円(実際は2億円になった)から最大2億円に変更された。
プロアマの参加券は1日最大50組、1組100万円(参加者最大3名、同伴者最大3名の最大人数6名で参加可能)で販売され、参加者は一緒にプレーするプロを入札方式のオークションで指名することができる。
来年は新たに、協賛募集の企画も実施される。330万円の『ライトプラン』、500万円の『スタンダードプラン』、1000万円の『プレミアムプラン』、6000万円の『NEW! 1DAY貸切プラン』の4つがあり、プランによってプロアマの枠、会場内へロゴ掲出、本戦観戦チケット、オナラリー帯同、VIP駐車場など内容が異なる。
以下、前澤氏のコメント。
「前澤杯は、“男子ゴルフ界にもっと活気を”という想いと、“経済の回る大会”という新しい仕組みへの挑戦から誕生しました。初年度は、プロアマオークションによる収益を賞金に還元する仕組みや、異例の10日間にわたるプロアマ戦を実施し、大きな反響をいただきました。多くのファンの皆さまに支えられ、プロアマ収益は3億円を超え、賞金総額2億円を実現できました。一方で、初年度は約4.5億円の赤字という課題もありましたが、『挑戦なくして進化なし』と信じ、次につなげるための大きな学びとなりました。そしてこのたび、多くのご支援を受け、26年も開催する運びとなりました。本年も10日間にわたるプロアマ戦を実施し、さらなる新しい企画にも挑戦してまいります。ゴルフを愛する皆様とともに、私たちはこれからも批評を恐れず新たな試みに挑み、男子ゴルフの未来を切り開きながら、選手に、ファンに、そして業界全体に新しい価値を還元していきたいと考えています。ぜひこの挑戦にご一緒いただき、男子ゴルフ界をさらに盛り上げていければ幸いです」
