北海道にある恵庭カントリー倶楽部で開催されている「日本プロゴルフ選手権」の第2ラウンドが13日(土)に行われ、初日首位タイで終えた池田勇太が3つスコアを伸ばしトータル8アンダーで単独首位に立った。4打差の2位タイに甲斐慎太郎、平塚哲二、トータル3アンダー4位タイに篠崎紀夫らがつけている。
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INスタートの池田はスタートの10番でバーディを奪うと、12番、16番とバーディを重ね着実にスコアを伸ばしていく。17番でボギーを叩くも、そこからは粘りのゴルフでパーセーブを続け首位をキープ。すると「耐えてきたから最後にお土産がきた」という最終9番ホールで、4メートルのパットを決めバーディフィニッシュ。トータル8アンダーと2位に4打差をつけ単独首位に浮上した。
先週の「UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ」に続き2週連続首位で最終日を迎える池田。厳しいコンディションにも崩れることなく首位をキープし「2週間連続でこの位置にいれるのは自分としても自信になっている」と語るなど今季の調子の良さがうかがえる。決勝ラウンドは初日中止の影響で1日2ラウンド36ホールで争われる長丁場で、初優勝への道のりはまだまだ長い。
「あまり意気込まずに、自分なりのプレーが出来れば良いんじゃないですか。いかにまわりを気にせず36ホールできるかですね」太いパンツに短髪、そのファッションも真似するほど尊敬するジャンボ尾崎と同じ「日本プロゴルフ選手権」でのツアー初優勝を達成できるか。なにが起こるかわからない36ホール。プロ2年目の23歳から最後まで目が離せなくなりそうだ。
【第2ラウンドの順位】
1位:池田勇太(-8)
2位T:甲斐慎太郎(-4)
2位T:平塚哲二(-4)
4位T:篠崎紀夫(-3)
4位T:ブレンダン・ジョーンズ(-3)
4位T:山下和宏(-3)
4位T:エディ・リー(-3)
8位T:横尾要(-2)
8位T:立山光広(-2)
8位T:前田雄大(-2)
8位T:ブラント・ジョーブ(-2)
8位T:藤田寛之(-2)