地元・愛知で今季3勝目!家族の愛は強し?
・ノーボギーで回ることの条件とは
「自分はあまり(ツアーで)ノーボギーのラウンドはなかったですね。それで人のことを語るのは気が引けますが(笑)。ゴルフはナイスショットを続けていくゲームではなく、ミスショットをカバーしていくゲーム。それが本質。先週の優作はそのカバー=リカバリーができていて、リカバリーを失敗してもパットでしのげていました」
ノーボギーでラウンドするのに必要なことは2つ。「ショートゲームとマネージメントが優れてないとできないんですよ。優作はアイアンはキレていましたが、ティショットに関しては苦しみながらプレーしていたように見えました」。小技のスキルと優れたマネージメントが生み出した大記録だった。
そして忘れてはいけないのは宮里の心の強さ。ずっとノーボギーでラウンドし、誰もが快挙を期待する。「特に最後の数ホールは重圧もあったでしょう。マチュアの皆さんも経験があると思うのですが、“100を切る”とか、“90を切る”とか。そういった“壁”は自分で作るものなんですよ。そうした壁を優作は見事に乗り越えた。優勝よりも大きなものがあると思います。もちろん、優勝できたことも素晴らしいことですが」。逃げ切りでの優勝と72ホールノーボギーの大記録は、何より自分に勝てたことで生まれたものだった。