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国内男子
パワーでもメンタルでも 池田勇太の進化を改めて感じた最終日【ツアーの深層】
パワーでもメンタルでも 池田勇太の進化を改めて感じた最終日【ツアーの深層】
配信日時: 2017年9月19日 05時43分
・勝負を分けたのは池田勇太の意識の高さ
美人スッチーに囲まれ… カップを掲げる池田
国内男子ツアー「ANAオープン」はホストプロの池田勇太が時松隆光、今平周吾との三つ巴のプレーオフを制し幕を閉じた。最後まで誰が勝つか分からない白熱した展開、JGTO(日本ゴルフツアー機構)のコースセッティング・アドバイザーの田島創志は「すごく良い試合展開でしたし、面白かったですよね」と評した。
今回、田島が改めて感じたのは池田の距離が伸びたこと。今季は上半身の強化にも取り組み、池田曰く「15〜20ヤード」飛ぶようになり、体重も8キロ増量されたという。「彼の強さはドライバーで前に行かせられる、ってことですよね。最後もサンドウェッジで打ててたんですからね。他の選手はもっと長い番手で打っているところを。海外を見据えて鍛えてきたことが、いい方向に行ってますよね。素晴らしいことだと思います」(田島)。
また、田島が注目したのは池田の精神面。「勇太は楽しそうにやってましたね。真剣勝負の中でこうした楽しさを出せるのはいいと思います」。馴れ合いではなく、ヒリつくような優勝争いの中でも、ゴルフを楽しく無心にやる。それができるのも、池田の強さの理由だ。
そして、スポンサーへの細かい気遣いができる義理堅い性格も池田の魅力の1つ。「3日目と4日目はブルー(ANAのイメージカラー)系のウエアを着ていましたね。そういう細かい配慮もそうだし、表彰式でのメッセージも良かった」。池田は海外遠征時にサポートしてもらっているANAへの感謝を口にしていた。そして、ホスト大会を盛り上げようと、開幕前から“優勝”の2文字を口にして強い気持ちで挑み、そして勝ち切る。こうしたことができるプロはそう多くないだろう。
美人スッチーに囲まれ… カップを掲げる池田
国内男子ツアー「ANAオープン」はホストプロの池田勇太が時松隆光、今平周吾との三つ巴のプレーオフを制し幕を閉じた。最後まで誰が勝つか分からない白熱した展開、JGTO(日本ゴルフツアー機構)のコースセッティング・アドバイザーの田島創志は「すごく良い試合展開でしたし、面白かったですよね」と評した。
今回、田島が改めて感じたのは池田の距離が伸びたこと。今季は上半身の強化にも取り組み、池田曰く「15〜20ヤード」飛ぶようになり、体重も8キロ増量されたという。「彼の強さはドライバーで前に行かせられる、ってことですよね。最後もサンドウェッジで打ててたんですからね。他の選手はもっと長い番手で打っているところを。海外を見据えて鍛えてきたことが、いい方向に行ってますよね。素晴らしいことだと思います」(田島)。
また、田島が注目したのは池田の精神面。「勇太は楽しそうにやってましたね。真剣勝負の中でこうした楽しさを出せるのはいいと思います」。馴れ合いではなく、ヒリつくような優勝争いの中でも、ゴルフを楽しく無心にやる。それができるのも、池田の強さの理由だ。
そして、スポンサーへの細かい気遣いができる義理堅い性格も池田の魅力の1つ。「3日目と4日目はブルー(ANAのイメージカラー)系のウエアを着ていましたね。そういう細かい配慮もそうだし、表彰式でのメッセージも良かった」。池田は海外遠征時にサポートしてもらっているANAへの感謝を口にしていた。そして、ホスト大会を盛り上げようと、開幕前から“優勝”の2文字を口にして強い気持ちで挑み、そして勝ち切る。こうしたことができるプロはそう多くないだろう。