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片山晋呉“44歳の老体”にむち打ち27ホールの激闘を制す!

片山晋呉“44歳の老体”にむち打ち27ホールの激闘を制す!

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2017年9月7日 18時43分

27ホールの激闘を制し倒れこむ片山晋呉
27ホールの激闘を制し倒れこむ片山晋呉 (撮影:佐々木啓)
<ISPSハンダマッチプレー選手権4回戦◇7日◇浜野ゴルフクラブ(7,217ヤード・パー72)>

27ホール目となった1番パー4で2.5メートルのウイニングパットを沈めた瞬間、背中から倒れた片山晋呉。そのまましばらく動かなかったが、動けなかったというほうが正解だったかもしれない。

池田勇太の勝利の女神は土屋太鳳似の21歳

マッチプレーで1日2試合を戦った経験は何度もある。プレーしたホール数では明らかにそちらのほうが上だ。しかし、今回の27ホールは重みがまったく違うという。「一度仕切り直しをして2試合戦うなら、それほど疲れはありません。今日の27ホールは、プレーオフを9ホール戦ったのと同じぐらいの疲れなんですよ。それぐらい精神的にも肉体的にも追い込まれました」。

相手の宋永漢は26歳。今季は優勝こそないが、賞金ランキングは21位とまずまずの位置につけ、実力もある。その宋が全力で1番から片山に挑んできた。18ホールを終えてオールスクエアだったが、スコア的には片山が7アンダー、宋が6アンダーというハイレベルな戦いを繰り広げた。

1番ホールと7番ホールを繰り返すエキストラホールに突入しても、互いにバーディ分けが2ホールもあったほどだ。終わってみれば、27ホールを片山は10アンダー相当で回った計算になる。「どちらが勝ってもおかしくない戦いだったと思います。もしも次のホールまでいっていたら、永漢が勝っていただろうし、歴史に残るような最高のゲームだったのではないでしょうか」。
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