「昨日はショットがよくなかったんですが、ヘッドがインサイドから入りすぎていることに気がついて、少し真っすぐ目に動かすようにしたら、ショットが落ち着いて気持ちよく振れるようになりました」。
自身が順位を急激に上げたことは最終18番のボードを見るまで気がつかなった。「ビックリしました。でも(今平)周吾がすごくスコアを伸ばしていることのほうがすごいなぁ、と。取りこぼしがないんでしょう。パッティングの調子がすごくいいんだと思います」。
最終日は、その今平と最終組で回る。「差は広げられていますけど、ぶら下がっていると嫌な気持ちになると思います。そのためにも出だしから。昨日はショットの調子がよくなかった。ヘッド軌道がインサイドから入りすぎていた。そのためにも隙を見せないゴルフで、出だしからプレッシャーをかけたいですね」。2年前に同大会でツアー初優勝を飾った男が、同じ道を歩もうとする後輩に、そうはさせじと待ったをかけるか!?
文/伊藤昇市