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レジェンドから若手まで周辺在住プロ多数 大阪ゴルフの“聖地”

レジェンドから若手まで周辺在住プロ多数 大阪ゴルフの“聖地”

配信日時:2016年9月21日 20時26分

好調続く片岡大育、なじみ深いこの地で今季初勝利を決めてしまいたい
好調続く片岡大育、なじみ深いこの地で今季初勝利を決めてしまいたい (撮影:赤澤亮丈)
<アジアパシフィック・ダイヤモンドカップゴルフ 事前情報◇21日◇茨木カンツリー倶楽部・西コース(7,320ヤード・パー70)>

 「アジアパシフィック・ダイヤモンドカップゴルフ」が開催される茨木カンツリー倶楽部は、大正12年(1923年)に大阪初の18ホールの本格ゴルフ場として開場された関西屈指の名門コース。宮本留吉や“ドン”こと杉原輝雄といった多くの関西レジェンドプロゴルファーを生んできたコースでもある。

思い出の場所で笑顔の井戸木、若手二人は緊張気味?

 空港へは車で20分程度とアクセスも良いことから周辺に住むプロゴルファーも多い。優勝争いの続く片岡大育もコース周辺に在住で、山下和宏はお隣の高槻市出身。今大会には出場しないものの、2013年に海外シニアメジャー「全米プロシニア選手権」を制した井戸木鴻樹もコースが自宅から目と鼻の先で「小学校4年生くらいから15歳くらいまでお世話になった。このコースがなければ今の僕はいない」とこの名門を愛する一人。関西プロゴルファーにとっては聖地ともいえる。

 今大会が行われる西コースは2011年に大きな改修を施し、2013年に「アジアパシフィック・パナソニックオープン」を開催。今年は7,320ヤード・パー70という国内屈指の距離と戦略性の高さに加えて、関西地方を通過した台風16号の影響により柔らかい地面でランが出ず、選手は数字以上の距離を感じながら戦うこととなる。

 アジアンツアーとの共同主幹大会でもあり、顔をそろえたのは国際色も豊かな132選手。それでも、大阪ゴルフ発祥の地のギャラリーとしては、やっぱり地元プロの発奮を期待したいところだ。

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