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絶不調 VS 絶好調 中堅対決の行方は…

絶不調 VS 絶好調 中堅対決の行方は…

配信日時:2015年9月12日 19時38分

ここまで厳しいシーズンを送っていた近藤だが、今大会で復調か
ここまで厳しいシーズンを送っていた近藤だが、今大会で復調か (撮影:福田文平)
片山晋呉インビテーショナルネスレ日本マッチプレー選手権 レクサス杯 第2回戦◇11日◇恵庭CC(6,988ヤード・パー72)>

 「片山晋呉インビテーショナルネスレ日本マッチプレー選手権 レクサス杯」はベスト4が決定。片山晋呉今平周吾というベテラン対若手の構図となった準決勝第1マッチに対し、第2マッチは近藤共弘武藤俊憲という中堅戦士の戦いとなった。

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 互いに実績は十分。だが、今季の成績は雲泥の差と言っていい。2014年最高のシーズンを過ごした近藤は今季「ミズノオープン」から8試合連続で予選を通過しておらず、絶不調(1度の棄権含む)で、どん底の中で迎えたツアー外競技は「気持ち的にも前を向けない中で、きっかけをつかめたらと思ってきた」。

 それでも、「少し難しく考えすぎていたのでちょっと開放して。自分なりには少し良くなってきた。マッチプレーはミスしてもそこで区切れるから今の僕には良いのかも」と戦いの中で復調傾向をつかんだ。「ショット的には圧倒されると思うけど、流れと、良いパットが決まればチャンスはあると思う」。スイング面でナーバスになったシーズン前半。自分のゴルフの軸にすえるアプローチとパターをマッチの戦いの中で取り戻していく。

 一方の武藤は今季「ISPSハンダグローバルカップ」で1勝。3回戦では稲森佑貴を5&4の大差で下すなど絶好調。「ドライバーもアイアンも破壊力のあるゴルフができている。ストロークプレーだとガンガンいって墓穴を掘っていたけど、マッチではそうやって行かないと勝てない。性にはあっていると思う」と大会形式にも自信をのぞかせる。

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