【関連】昨年大会でホスト・片山から優勝トロフィーを受け取る松村
出場選手は「プレーヤーとしての技量のみならず、ファンやスポンサーに対するホスピタリティ、他のプロの見本となる選手(片山)」を選出。3日間にわたる神経戦を勝ち抜いた優勝者には、国内男子プロ最高賞金7,000万円に加え、欧州ツアー『ハッサンII世トロフィー2016』への出場権も与えられるだけに、片山は「趣旨が“ココから世界に羽ばたこう”ということで、昨季から今季これまでの試合のなかで、若い選手がどれだけ頑張っているかも考慮しました」と今平ら初出場の若手にも期待を込めた。
「若手には大きな扉をこじ開けて欲しい」と話しつつも、自身もホストとして優勝への意気込みは十分。「今非常にコンディションがいいので、僕自身も優勝を目指してやっていく。若手への世界への門を開ける大会となるが、我々ベテランはその門を締める力が必要ですね(笑)」と昨年は怪我の影響もあり、1回戦敗退となってしまったことへのリベンジを果たす誓いを語った。
第1回王者の松村は当然2連覇を宣言。勝利に向けて最も大切なことは「とにかく諦めないことですね」。優勝者の権利で出場し、世界のレベルとの差を体感した『ハッサンII世トロフィー』へもう一度出ることがモチベーションになっているという。今平も緊張で言葉少ないながらも目標は“初出場・初優勝”で「世界で戦ってみたい気持ちは小さい頃から持っている。そのチャンスがあるのはうれしい」。
最後に片山がマッチプレーの魅力については「やっている選手も、見ている人も、ツアーとは全然が違うと思う。“きれいさっぱり次へ切り替えていける人”が強いでしょうし、一打一打の駆け引きが本当に重要。そこを感じて欲しい」と昨年大会以上の期待感を煽る言葉で締めた。
8月20日時点での出場予定選手29名(※3枠は未定)は以下のとおり