ピン型に変えた弟に対し、兄は昨日の初日からパターを大型マレットにチェンジ。オデッセイの2ボールファングに太グリップのスーパーストロークを装着した中尺の超オートマチック仕様に「感触は悪くない」とニヤリと笑った。メジャーを前に兄弟で正反対のチョイスをするところに微妙な性格の違いを感じさせるが、もちろん初のメジャータイトルを弟に譲るつもりはない。
その2人は3日目の組み合わせで同組に組み込まれた。兄弟が同組で回るのは今回で15度目。直近では2012年の「コカ・コーラ東海クラシック」の最終ラウンド以来の顔合わせとなる。「競争相手になる兄貴がいないツアーはやっぱりさみしい。一緒に頑張りたい」とは優作。宮里兄弟がプロ日本一決定戦の主役となるか。