21日(木)に開幕を迎える国内男子ツアー「ダンロップフェニックス」。昨年大会で2位に5打差をつけて圧勝したルーク・ドナルド(イングランド)が1年ぶりの宮崎で大会連覇に挑む。
松山、右アゴ腫れ再発のアクシデントも…賞金王へ「早く達成したい」
2011年には欧米ダブル賞金王に輝いたショットメーカーも、今季は主だった成績を残せず苦しんだ。一時は1位に立った世界ランキングも17位まで後退。ドナルド自身も今季を「残念なシーズン」と振り返った。
夏場には復調をかけて16年連れ添ったコーチとの契約を解消し新コーチのチャック・クック氏共にスイング改造に着手。「ターン重視の手首をあまり使わないスイングにした」とこれまでのイメージを一転させてシーズン終盤戦に臨んでいる。それでも、欧州ツアーの最終戦「DPワールド ツアー選手権 ドバイ」では5位タイに入るなど取り組みの成果は少しずつ表れている。新シーズンに向けてまずは今大会の連覇で弾みをつけたいところだ。
予選ラウンド同組となった松山英樹については「僕は回ったこともないけど、仲間達からは話を聞いている。アダム・スコットも非常にすごい選手だと話していた。メジャーでも活躍しているし素晴らしい選手であることは間違いないし、回るのが楽しみ」とコメント。松山が同組で優勝争いをしたいと話していたことを聞くと、「2人でリーダーボードに名前を載せて、優勝に向けて直接対決が出来れば」と受けて立つ構えをしめした。