国内男子ツアー「ダンロップフェニックス」の3日目。首位と4打差を追ってスタートした薗田峻輔は2バーディ・2ボギーの“71”でスコアを伸ばせずトータル9アンダー2位タイでホールアウト。首位のルーク・ドナルド(イングランド)も伸ばせなかったため、4打差は変わらないものの詰め寄ることが出来ずに最終日を迎えることとなった。
松山英樹、イライラ吹き飛ぶイーグル締め!
薗田は1番で下りの8メートルを放り込んで幸先良くスタートを切ったものの、2番を迎えたところで、降雨によるコースコンディション悪化のため競技が中断。その後は「自分から崩したくなかったので、安全に行き過ぎた」とスコアを伸ばせず、10番、11番では連続ボギー。最終18番は「ここは獲りたいと思ったので集中した」とバーディを奪ったものの、ドナルドに最後までプレッシャーをかけることが出来なかった。
同組で回ったドナルドは決して本調子には見えなかったものの、結局誰一人差を詰まらず。明日の最終日もドナルドがスコアを崩すことは期待できないだけに、追いかける立場としては攻めていくしかない。「最終組で一緒に回れるし、ブレンダンもくると思う。その中で置いてきぼりにならないように、自分から先行してガツガツいきたい」。明日こそ序盤からプレッシャーをかけて世界3位を本気にさせる。
【3日目の順位】
1位:ルーク・ドナルド(-13)
2位T:ブレンダン・ジョーンズ(-9)
2位T:薗田峻輔(-9)
4位T:小泉洋人(-8)
4位T:藤田寛之(-8)
6位T:片山晋呉(-7)
6位T:松山英樹(-7)※
6位T:河野晃一郎(-7)
9位:丸山大輔(-6)
10位T:アルバロ・キロス(-5)
10位T:増田伸洋(-5)