17番までチャンスを逃し続けスコアカード通りのプレーを続けていた松山英樹が、最終18番パー5で魅せた。
遼、4パット発進に3パット×2…グリーンで苦しみ35位Tに後退
255ヤードをフェアウェイウッドで2オンさせると、10メートルのスライスラインを読みきってイーグルを奪取。「思った通りに打ったパットがショートしたり、なかなか伸ばせない中でイライラしました」とフラストレーションの溜まるラウンドを続けていたが、最後の最後でようやく笑顔を弾けさせた。これでトータル7アンダーとした松山は首位と6打差の6位タイで最終日を迎えることとなった。
目標としていたルーク・ドナルド(イングランド)との同組ラウンドはかなわなかったものの、「思ったスイングをすれば真っ直ぐ飛んでくれる」と復調したショットでチャンスを量産するなど爆発の予感が漂っている。「最低10アンダーは行きたいなと思います」とまずは大台に目標をさだめ、最終日へ意気込みを新たにした。
【3日目の順位】
1位:ルーク・ドナルド(-13)
2位T:ブレンダン・ジョーンズ(-9)
2位T:薗田峻輔(-9)
4位T:小泉洋人(-8)
4位T:藤田寛之(-8)
6位T:片山晋呉(-7)
6位T:松山英樹(-7)※
6位T:河野晃一郎(-7)
9位:丸山大輔(-6)
10位T:アルバロ・キロス(-5)
10位T:増田伸洋(-5)